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自治医科大学/2017年度/前期

自治医科大学 2017年 数学 第18問解答・解説

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1問題

自治医科大学2017年度第18問

lim⁡x→02x−1x=k\displaystyle \lim\limits _{x\to0}\frac{2^{x}-1}{x}=k としたとき,a<(2.7)k<a+1a<(2.7)^{k}<a+1 となる整数 aa が存在する。

aa の値を求めよ。

選択肢:㋐ 0,㋕ 1,㋚ 2,㋟ 3,㋤ 4,㋩ 5,㋮ 6,㋳ 7,㋶ 8,㋻ 9

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

指数関数の微分係数でkを求め、自然対数の単調性を用いて(2.7)^kを1と2の間に挟む。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=1a=1\quad(選択肢㋕)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

関数 2x2^x の x=0x=0 における微分係数より k=lim⁡x→02x−1x=ddx2x∣x=0=20ln⁡2=ln⁡2.\displaystyle k=\lim\limits _{x\to0}\frac{2^x-1}{x} =\left.\frac{d}{dx}2^x\right|_{x=0} =2^0\ln2=\ln2. ここで e=2.71828…e=2.71828\ldots だから 2<2.7<e2<2.7<e である。自然対数は増加するので 0<ln⁡2<ln⁡2.7<ln⁡e=1.0<\ln2<\ln2.7<\ln e=1. したがって 0<(ln⁡2)(ln⁡2.7)<ln⁡20<(\ln2)(\ln2.7)<\ln2 となる。対数の性質を用いると (2.7)k=e(ln⁡2)(ln⁡2.7)(2.7)^k=e^{(\ln2)(\ln2.7)} であり、指数関数 exe^x も増加するから 1=e0<(2.7)k<eln⁡2=2.1=e^0<(2.7)^k<e^{\ln2}=2. ゆえに a=1a=1(選択肢㋕)である。

この問題で使う考え方

  • 指数関数のグラフ・増減
  • 対数関数のグラフ・増減
  • 対数とその性質
  • 指数・対数関数の微分

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