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自治医科大学/2017年度/前期

自治医科大学 2017年 数学 第21問解答・解説

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1問題

自治医科大学2017年度第21問

関数 f(x)=x−1x2+1\displaystyle f(x)=\frac{x-1}{x^{2}+1} の最大値を MM,最小値を mm とする。

∣4Mm∣|4Mm| の値を求めよ。

選択肢:㋐ 0,㋕ 1,㋚ 2,㋟ 3,㋤ 4,㋩ 5,㋮ 6,㋳ 7,㋶ 8,㋻ 9

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

導関数の符号で全実数上の増減を調べて極値を定め、共役な根をもつ極値の積を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ∣4Mm∣=1|4Mm|=1\quad(選択肢㋕)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

x2+1>0x^2+1>0 なので、f(x)f(x) はすべての実数で定義される。商の微分より f′(x)=(x2+1)−2x(x−1)(x2+1)2=2−(x−1)2(x2+1)2.\displaystyle f'(x)=\frac{(x^2+1)-2x(x-1)}{(x^2+1)^2} =\frac{2-(x-1)^2}{(x^2+1)^2}. 分母は常に正であり、分子は x=1±2x=1\pm\sqrt2 で零となる。よって ff は x<1−2 で減少,1−2<x<1+2 で増加,x>1+2 で減少x<1-\sqrt2\ \text{で減少},\quad 1-\sqrt2<x<1+\sqrt2\ \text{で増加},\quad x>1+\sqrt2\ \text{で減少} する。また lim⁡x→±∞f(x)=0\displaystyle \lim\limits _{x\to\pm\infty}f(x)=0 であるから、全体の最小値と最大値はそれぞれ x=1−2x=1-\sqrt2 と x=1+2x=1+\sqrt2 でとる。値を計算すると m=f(1−2)=−24−22=−2+12,M=f(1+2)=24+22=2−12.\displaystyle m=f(1-\sqrt2)=\frac{-\sqrt2}{4-2\sqrt2} =-\frac{\sqrt2+1}{2},\qquad M=f(1+\sqrt2)=\frac{\sqrt2}{4+2\sqrt2} =\frac{\sqrt2-1}{2}. したがって ∣4Mm∣=∣4⋅2−12⋅(−2+12)∣=∣−(2−1)∣=1.\displaystyle |4Mm| =\left|4\cdot\frac{\sqrt2-1}{2}\cdot\left(-\frac{\sqrt2+1}{2}\right)\right| =|-(2-1)|=1. 求める値は 11(選択肢㋕)である。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小

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