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自治医科大学/2008年度/1次

自治医科大学 2008年 数学 第21問解答・解説

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1問題

自治医科大学2008年度第21問

放物線 CC を y=−x2+2x+1y=-x^2+2x+1 とする。点 (2,5)(2,5) から CC にひいた2本の接線と CC とで囲まれる部分の面積を SS とする。3S2\displaystyle \frac{3S}{2} の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

放物線の接線を接点の座標で表し、面積を交点で区切った二つの定積分として求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 3S2=8(\displaystyle \dfrac{3S}{2}=8\quad(選択肢は ラ)\mathrm{ラ})

4解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=−x2+2x+1f(x)=-x^2+2x+1 とおき、接点の xx 座標を tt とする。導関数は f′(x)=−2x+2f'(x)=-2x+2 だから、x=tx=t における接線は y=f′(t)(x−t)+f(t)=(2−2t)x+t2+1y=f'(t)(x-t)+f(t)=(2-2t)x+t^2+1 である。この接線が (2,5)(2,5) を通る条件は 5=2(2−2t)+t2+1すなわちt(t−4)=05=2(2-2t)+t^2+1 \quad\text{すなわち}\quad t(t-4)=0 なので、接点の xx 座標は 0,40,4 である。対応する2本の接線は y=2x+1,y=−6x+17y=2x+1,\qquad y=-6x+17 となる。

放物線と接線との差は、それぞれ (2x+1)−f(x)=x2,(−6x+17)−f(x)=(x−4)2(2x+1)-f(x)=x^2,\qquad (-6x+17)-f(x)=(x-4)^2 であり、いずれも0以上である。2本の接線は x=2x=2 で交わる。0≦x≦20\le x\le2 では 2x+12x+1 が低い方の接線、2≦x≦42\le x\le4 では −6x+17-6x+17 が低い方の接線なので、囲まれた部分の面積は S=∫02x2 dx+∫24(x−4)2 dx=83+83=163.\displaystyle \begin{aligned} S &=\int_0^2 x^2\,dx+\int_2^4(x-4)^2\,dx\\ &=\frac{8}{3}+\frac{8}{3} =\frac{16}{3}. \end{aligned} したがって 3S2=32⋅163=8.\displaystyle \frac{3S}{2}=\frac{3}{2}\cdot\frac{16}{3}=8.

検算として、求めた接線はいずれも (2,5)(2,5) を通り、接点 x=0,4x=0,4 で放物線に接する。また、面積の被積分関数 x2x^2 と (x−4)2(x-4)^2 はそれぞれの区間で0以上であり、面積の符号も正しい。よって答えは 8\boxed{8}、共通選択肢では ラ\boxed{\text{ラ}} である。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 不定積分
  • 定積分
  • 定積分による面積

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